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株式会社高知電子計算センター様

背景・課題

  • セキュリティ面での不安なくChatGPTの社内活用を進めたい
  • 社内で生成AIに関するノウハウを培って、お客様に生成AI活用の的確な提案を行えるようにしたい

Smart Generative Chat導入の決め手

  • 専用環境で利用でき、コスト面や社内情報資産活用で優れている
  • 導入前後の丁寧な説明や、仕様がブラックボックス化していない点も評価

Smart Generative Chat活用内容

  • 社内情報資産を読み込ませたBotも活用して、システム設計・開発やお客様対応時の先生役として活用

効果

  • お客様向けヘルプデスクでBotを活用し、約7割の正答率
  • 生成AI使用のノウハウを蓄積し、お客様への提案につなげる体制に

背景・課題

セキュリティ面での不安なくChatGPTの社内活用を進めたい

Q.

まずは貴社のIT戦略や生成AIに関する意識について教えてください。

A.

弊社ではDX認定を取得しており、その際に戦略を立てております。DX戦略立案にあたり、生成AIの活用は必ず行いたいと考えていました。また社員からもOpenAI社が提供するChatGPTの業務利用を求める声が上がり、安全な環境を早急に整備する必要がありました。

Q.

生成AI導入以前にあった課題を教えてください

A.

まずは社内でフリーのChatGPTの個人使用が広まることによるセキュリティ面の不安がありました。同時に、当社のメインのお客様である自治体で生成AIの活用に向けた実証実験等が広がってきており、弊社でもノウハウを培って生成AIに関する提案を行えるようにしたいとの考えもありました。

Smart Generative Chat導入の決め手

専用環境で利用でき、コスト面や社内情報資産活用で優れている

Q.

生成AIの導入にあたって調査検討時に重点を置いたポイントはありますか。

A.

弊社専用の環境で利用できるという点が第一です。加えてコスト面や、自社データが活用できるかという点も考慮しました。Smart Generative Chatはそれらを満たしていましたし、なおかつAzureの情報を含め細かい点まで丁寧に説明いただけたことや、AIモデルが増えてもユーザー側で対応できるなど仕様がブラックボックス化されてないところも評価ポイントとなりました。

Smart Generative Chat活用内容

社内情報資産を読み込ませたBotも活用して、システム設計・開発やお客様対応時の先生役として活用

Q.

Smart Generative Chatの主な使用用途を教えてください。

A.

現在、全社員のうち50%強が使用しています。一番活用されているのは、システム設計・開発時などで、困った時に頼りになる先生役になっています。社内規程や、弊社が担当するお客様からのお問い合わせ履歴等を読み込ませたBotを12件登録して、できる限り正確な情報を提供できるように工夫しています。

Q.

Smart Generative Chatの優れていると感じる部分はどこですか。

A.

コストが他社に比べ格安です。定期的にバージョンアップがある点、UXが工夫されていて直感的に使いやすい点も助かっています。またプロンプトをラッピングしてラクに使えるテンプレート機能、シナリオ機能は企業が全社で生成AIを利用するには非常によくできた機能だと考えます。

Q.

Smart Generative Chatの全社的な展開にあたり考慮したことや事前・事後に取り組まれたことがあれば教えてください

A.

事前の取り組みとして、生成AI利用ガイドラインの作成や事前操作マニュアル等の展開、先行使用メンバーによる検証を行いました。全社展開後は、勉強会の開催、Teamsによる使用事例の共有、意見交換等を行っています。また、今年度中にアイデアソン等を実施予定です。

Q.

ご利用者さま(ユーザーさま)からはどのような声があがっていますか

A.

Botは特に好評で、成功事例が社内で共有されています。特にGPT-4oを導入してからは、扱えるトークン数が増え長い文章が入れられるようになったせいか、使用が増えているように見えます。

効果

お客様向けヘルプデスクでBotを活用し、約7割の正答率

Q.

Smart Generative Chatの導入で感じている効果を教えてください

A.

お客様システムのヘルプデスクを担当している部署で使うBotでは、登録する情報を工夫した結果、約7割の正答率を得るまでになりました。GPT-4oを導入したことで、さらに正答率が上がると期待しています。同時に、生成AI使用のノウハウが蓄積できたので、今後お客様への提案もより的確に行えると考えています。

Q.

全社的な展開ののちに見えた課題や現在も抱えている課題があれば教えてください。

A.

ヘビーユーザーとそれ以外で二極化の傾向がみられるため、いかにして利用の裾野を広げるかは当初からの課題と考えています。また、テンプレート機能、シナリオ機能の活用はまだ少なく、もっと効果的な利用をしてもらう方策の検討が必要と考えています。

Q.

貴社の生成AIに関する今後の取り組みについて、計画があれば教えてください。また、その将来に向けて、システムサポートにどのようなことを期待しますか

A.

Smart Generative Chatが適切に回答した内容をBotに自動登録できたり、また外出先でも手軽に使えるようにスマホ専用アプリにAPI連携できたりするとさらに便利だと感じます。 Smart Generative Chatアップデートの際に参考にしていただけると助かります。

お客様情報

株式会社高知電子計算センター

公共団体・外郭団体をはじめ、地域の高度情報化の発展に貢献するITサービス企業として、情報システムのコンサルティング、設計、構築、サポートサービス、ネットワーク構築等、幅広い分野でサービスを提供し、“地域ナンバー1のソリューション・パートナー”として認知されるよう、会社を挙げて取り組んでいます。

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