背景・課題
- 飲酒運転防止システムを開発、製造、販売、サポートする専業メーカーとして、各部門やプロジェクトでの生成AIの活用についての検討、実装を進めている
- 生成AIを利用する環境やルール、手段を社内整備し、自社製品や業務フローに生成AIを活用することで、業務の属人化や非効率性、慢性的な人員不足の解消を図りたい
Smart Generative Chat活用内容
- 社内用ヘルプデスクに加え、プレゼンテーションの準備や議事録の作成などさまざまな用途で使用
- Embedding Chatbotやシステム管理者向けの機能が充実している点が高評価
効果
- 社内向けのヘルプデスクとしてだけでなく、今後はお客様向けのヘルプデスクとしての活用も計画
背景・課題
社内で生成AIを利用する環境やルール、手段を整備し、自社製品や業務フローに生成AIを活用することで、業務の属人化や非効率性、慢性的な人員不足の解消を図りたい
Q.
まずは貴社のIT戦略や生成AIに関する意識について教えてください。
A.
飲酒運転ゼロに向けて、お客様やお客様業界のDXを推進しており、ITの活用は製品設計や社員教育において特に重視しています。自社製品や業務フローへの生成AI活用についても、各部門やプロジェクトでの検討、実装を進めています。
Q.
生成AI導入以前にあった課題を教えてください
A.
生成AIを利用する環境やルール、手段が社内で準備されておらず、一部の社員が利用する程度で、社内活用には程遠い状態でした。また社内のナレッジ蓄積と共有体制が不十分であり、業務の属人化や非効率性、慢性的な人員不足も課題でした。
Q.
生成AIの導入にあたって調査検討時に重点を置いたポイントはありますか。
A.
生成AIの導入は、生成AIと社員の接点を社内公式に創出して活用領域の拡大を図ることに加えて、慢性的な人員不足の解消を図ることを目的にスタートしており、それらを満たせるかがポイントでした。またAWS環境上に構築できるという点も条件でした。
Smart Generative Chat活用内容
社内用ヘルプデスクに加え、プレゼンテーションの準備や議事録の作成などさまざまな用途で使用
Embedding Chatbotやシステム管理者向けの機能が充実している点が高評価
Q.
Smart Generative Chat(生成AI)の主な使用用途を教えてください
A.
社内で利用できる生成AI環境として整備し、現在、全部門の社員100名程度が登録しています。生成AIに各部署の文書を読み込ませて自動回答させる社内用ヘルプデスクに加え、プレゼンテーションの準備や議事録の作成などさまざまな用途で使用しています。
Q.
Smart Generative Chat導入の決め手となったポイントを教えてください。
A.
Embedding Chatbotによってヘルプデスク構想が実現できる可能性が高いと感じた点です。また検討時に、システムサポートがスピード感のある対応だった点も高評価でした。
Q.
Smart Generative Chatの優れていると感じる部分はどこですか。
A.
システム管理者向けの機能が必要十分に搭載されている点です。ユーザー管理やポリシーなど、社内システムとして稼働させるための要件が備わっているため、そのまま運用開始できる点が助かります。
Q.
Smart Generative Chatの全社的な展開にあたり考慮したことや事前・事後に取り組まれたことがあれば教えてください
A.
各機能の利用可否の調整、当社のAI活用ポリシーの作成・周知を行いました。
Q.
ご利用者さま(ユーザーさま)からはどのような声があがっていますか
A.
AIに触れる機会ができたため発想の領域が広がったという声があります。一方で、ヘルプデスクの回答精度向上のチューニングが難しい、シナリオ機能が理解できておらず活用できていないという点は今後の課題と捉えています。
効果
社内向けのヘルプデスクとしてだけでなく、今後はお客様向けのヘルプデスクとしての活用も計画
Q.
Smart Generative Chatの導入で感じている効果を教えてください
A.
生成AIとして、プレゼンテーションや規程等の作成サポートなどで便利に使えていると感じています。社内用ヘルプデスクは、これから作り込んでいくので、具体的な効果が見えるのは少し先になりそうです。
Q.
全社的な展開ののちに見えた課題や現在も抱えている課題があれば教えてください。
A.
「生成AI」を利用するという習慣や発想に至っていないユーザーが多いことです。社内のリソースが十分ではないので、活用および利用自体を推進する準備が遅れており、今後ユースケースなどを共有してもっと利用を進めたいと考えています。
Q.
貴社の生成AIに関する今後の取り組みについて、計画があれば教えてください。また、その将来に向けて、システムサポートにどのようなことを期待しますか
A.
Smart Generative Chatを社内向けのヘルプデスクとしてだけでなく、今後は弊社のお客様向けのヘルプデスクとして活用することも狙っています。システムサポートには導入時にさまざまなサポートをいただきましたが、お客様向けヘルプデスクを構築する際には改めてサポートいただけると助かります。